実は当たり前なんだけど、
草津の温泉は皆さんご存知のように、
湯花と呼ばれる結晶物が温泉に溶け込んでいます。
これは、草津温泉の特徴でもあり、
湯を揉むことで白濁していく元でもあります。
白く濁った湯を見るととてもいい温泉であるという気がしてきますよね。
知らない人は汚れと勘違いする人もいますが、
湯の花は草津温泉たらしめているもののひとつと言えるでしょう。
でも、この湯花、温泉のメンテナンスという観点からみると
とても厄介なものなんですね。
放っておくと、配管はどんどんつまり、
ついには、湯花が詰まってお湯が出なくなる。
そうならないために定期的に配管の掃除をしているんです。
ちゃんとメンテナンスをしているからこそ、草津の温泉が楽しめるし、
湯の花も楽しめるんですね。
温泉地に行けば、当たり前のように沸いているものですが、
それを利用しようということになれば、
日々の努力があり、陰で支えている人がいるということですね。
温泉はただ浸かって気持ちいいだけでなく、ありがたみを感じつつ浸かれば、
また、違った感覚でお湯に入れるのではないでしょうか。
PR