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NPO法人草津湯治の会の公式ブログです。草津温泉の湯治の現場をリアルに伝えていきます。 草津温泉はパワーがあって体に効きます。とくに時間湯のすごさは筆舌に尽くしがたいものがあります。 まずは、湯治のお手伝い、草津温泉を知るきっかけになれたら幸いです。

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湯もみ講習会

 実践的湯もみ技術の向上! 

 湯もみは、時間湯での湯治においては、欠かせないものです。 湯の温度を下げりばかりでなく、入浴前の準備運動、湯の成分の均一化など、湯治における複合的な意味合いがあります。

 もちろん伝統文化という側面も欠かせません! 大きな湯もみ板で、湯をもみ行為は草津ならでは、それも長い歴史のあるものですから、実践で鍛えて、伝統を守っていくとこは、重要なんです。

 そこで、技術の向上をはかるため、定期的に湯もみの講習会を行っています。

  ←拍子に合わせて♪

 草津節や草津小唄に合わせて、湯をもんでいきます。
 もちろん、ただもめばいいわけではありません。

 湯をなるべくこぼさずに、温度を下げ、しかも効率よく短時間に行うこと。なぜならば、湯あ空気に触れた瞬間から劣化が始まります。新鮮な湯であればこそ、湯の効果が大きくなるため、湯もみが上手くなることは、すなわち湯治が成功する秘訣でもあるのです。

 しかし、湯もみが簡単にできるかというとそうではありません。なんでもそうですが、やっぱり日々の努力が必要になってくるのです。

 しかも、覚えれば、覚えるだけ奥が深い!


←板を返した瞬間

 湯もみ板は櫓を漕ぐように、八の字を描いて、滞るところを作らないと、教わったものです。

 湯もみの名人はかる~く、力を抜いてもきちんと揉めていました。

 そこまでの域にいくには、まだまだ頑張らないと到達できそうにありません。


 講習では、板の扱いから、その効果、合わせることの重要性などを説明し、個々に練習、そして成果を披露と、とても有意義な時間になりました。

 一人一人の力を合わせて、みんなの力で湯を下げる。それが一番上手くいくと改めて思いました。



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